環境に優しい交通手段の選択により、社員の移動に関連する排出量を削減
移動方法の選択において、グッチは社員の日常生活から発生する環境への負荷に大きな変化をもたらしています。移動や輸送による環境への影響とそれに伴う大気汚染を抑制するために、グッチでは2010年から環境にやさしいモビリティプログラムを戦略的に運用しています。保有車両を従来のガソリン車やディーゼル車から電気自動車やハイブリッド車に切り替えることで、平均CO2排出量を大幅に削減しました。このeモビリティへの移行をサポートするため、グッチのすべての駐車場には電気自動車の充電ステーションが設置されています。2022年にはグッチの自動車の56%以上が電気自動車またはハイブリッド車になっています。
グッチでは電気自動車とハイブリッド車の数を着実に増やす一方、社員の移動による環境負荷を削減する方法も採り入れています。可能な限り出張を減らし、代わりにビデオ会議システムを利用した会議を奨励することから始め、公共交通機関の利用も奨励しています。
イタリアの社員の移動プログラムの強化策として、グッチは2019年にカープール(マイカーの相乗り通勤)サービスを開始し、毎日の通勤に伴う環境負荷を削減し、移動の時間とコストの節約に成功しました。革新的なアプリを活用することでグッチ社員は、カープールを容易に利用できるようになりました。