ピープル

Gucci École de l’Amourで学ぶラグジュアリーなものづくり

伝統が橋渡しする昨日、今日、そして明日

Gucci École de l’Amour内で交わされるコースやトレーニングに関する会話は、ものづくりの本質や専門知識を共有する個人にまつわるものです。かけがえのないグッチの職人たちの技術や心意気は守られ、次の世代へと受け継がれます。

クリエイティブな段階からプロトタイプ製作やサンプリングまで、そしてパタンナーから裁縫職人、バンブーを扱う専門の職人まで、グッチのあらゆる製品の裏側では数え切れないほどの熟練技術者や職人が、協調性を持って働いているということを理解することが肝要です。これがアイデアの交換、コラボレーション、相乗効果を促します。Gucci ArtLabでは最初のアイデアが美の対象となり、その伝統的なものづくりの形式がGucci École de l’Amourの生徒たちに教え込まれます。

「私にとって教えることは、芸術性を維持したり輝かせたりすることの原点です」

マルコ・ピアッツェージ、レザー製品テクニカルトレーナー、Gucci École de l’Amour

Gucci École de l’Amourの教師は、若い世代にサヴォアフェールを伝えるという重要な役割を担っています。彼らは道具の使い方から特別なバッグの製作方法まで、生徒たちが技術を習得できるよう巧みに導きます。しかし彼らが本当に火をつけようとしているのは、あらゆるステッチ、カッティング、ディテールが逸品を形作るこの芸術形態に命を吹き込む、情熱なのです。Gucci École de L’Amourでは、教師たちは新しい実習生にラグジュアリーなものづくりや職人技への深い愛情、挑戦に対する熱意、そしてクリエイションの喜びを伝えます。グッチの伝統ある職人技は、未来のスキルや革新的なテクニックに根差した揺るぎのない努力によるものなのです。

「私は過去と未来の架け橋となり、生徒たちの中に明るい未来の兆しを目撃します。我々が大切に培ってきたクラフツマンシップが彼らの中で生き続ければ、私の心は喜びであふれるのです」

マルコ・ピアッツェージ、レザー製品テクニカルトレーナー、Gucci École de l’Amour

唯一無二のこの環境の中で、新しい実習生たちはグッチのコレクションを蘇らせる工程を間近で観察できるという特別な機会が与えられています。職人たちの日々の作業におけるものづくりへの愛情やひたむきな努力を目の当たりにすることは、彼らが自らの仕事の完成度を上げるための刺激となります。

Gucci École de l’Amourではさまざまなコースを用意しており、実習生たちは技術だけでなく手仕事の精神も習得できます。そういった経験が若者たちを豊かにし、彼らの未来を形作ることで、グッチの伝統ある職人技が未来へと引き継がれるのです。

2022年にグッチはイタリアの有名な服飾専門学校であるイスティトゥート・セコリとのコラボレーションを発表し、ファッションのプロトタイプ製作のコースを新設しました。ノヴァーラ市の支援のもとでイスティトゥート・セコリが同地域で活躍する厳選されたパートナーと共同で開講した同コースは、ウェアの分野における若手人材の育成に投資しつつ、メイド・イン・イタリーが受け継ぐクリエイティブな伝統を下支えするノウハウを養うためにグッチがサポートする最新の取り組みです。レザーグッズとシューズのコースに加えて、グッチの社員が新たにウェアの研修を担当し、コース終了時には少なくとも3名の研修生がグッチでのインターンシップを経験できます。

Gucci École de l’Amour 2022 ハイライト

22名がクラフツマンシップ学科でものづくりの技術を習得
55名がファクトリー学科でテクニカルトレーニングを受講
1,093名がArtLabおよびFactories Academyでの研修に参加

下記リンクより、音声解説入りのビデオ全編をご覧いただけます

Gucci Equilibrium インパクトレポート 2022は、下記リンクよりご覧ください

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