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HIV/AIDSに感染しているガーナの妊婦や、これから母親になる女性のために効果的で持続可能なモデルを支援

近年、飛躍的な改善が見られているにもかかわらず、東アフリカや南アフリカではHIV/AIDSは依然として深刻な問題となっています。UNAIDS(国際連合エイズ合同計画)によると、2019年に同地域で約2000万人がHIVに感染し、そのうちの59%が女性と少女でした。アフリカの女性たちは感染症の脅威にさらされていますが、その抑制に対しても積極的です。

mothers2mothers(m2m)は2001年に創設された、妊娠、出産、授乳中のHIVの母子感染予防に取り組む国際的なNGO団体で、サハラ以南のアフリカに住むHIVに感染している母親たちに教育と支援を提供しています。m2mは、アフリカの10か国で1,700人以上のHIV陽性の女性を雇用して「メンター・マザー」と呼ばれる最前線の医療従事者として訓練し、保健施設や現地のコミュニティで、女性やその家族に医療サービスやアドバイス、サポートを提供しています。

2020年、グッチとCHIME FOR CHANGEはm2mとの3年間のパートナーシップをスタートさせ、若い女性や少女のHIV/AIDS感染に歯止めをかけ、偏見と闘うために必要不可欠なサービスを提供しているガーナの勇敢なHIV陽性の女性たちを支援し、特に今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、あらゆる家族が健康に生きられるよう後押ししています。このパートナーシップは、CHIME FOR CHANGEの共同設立者サルマ・ハエック・ピノーがm2mのグローバルパトロンを務めるなど、グッチとm2mとの間の長年にわたる協力関係を礎とするものです。

成果を上げている画期的なm2mの「メンター・マザー」モデルは、HIVに感染した現地の女性を雇用し、同じコミュニティ内の他のHIV陽性の女性たちのメンターとして、その知識を伝えてもらうことを目的としたものです。メンター・マザーは他の母親に対し、本人の健康や子どもの健康、幼児期の総体的な発育について教育し、関連する医療やその他のサービスを紹介したり、定期的なフォローアップを行うことで継続的なケアを実施できるようにしています。

HIV陽性の妊婦や新米の母親のために、同じ立場の人から教育や心理社会的なサポートを提供する、コミュニティに根差した取り組みを通して、メンター・マザーのプログラムは、HIVの母子感染リスクを大幅に軽減する医学的介入を女性が利用できるようにしたり、健康的な生活が送れるようサポートする上で効果を上げています。

新型コロナウイルス感染症の拡大の中、ガーナでは、m2mのメンター・マザーは最前線で活躍する重要なヘルスワーカーとして認識されています。ガーナのメンター・マザーは、世界保健機関(WHO)や各国の新型コロナウイルスのガイダンスに従って、必要に応じた対面式のサービスを可能な限り提供し続けてきました。パートナーシップの最初の年に、m2mはガーナで以下の実績を達成しました。

  • 19人のメンター・マザーを雇用・訓練し、保健施設や現地のコミュニティに派遣
  • 1,920人の妊婦、親、介護者に、幼児期の発達、生殖、母性、新生児や子どもの健康に焦点を当てた教育を実施
  • 0歳から3歳の900人のこどもに早期教育機会を提供
  • これから母親になる771人の女性たちに、新生児のケアや子どもの健康に関する教育を実施

グッチと『CHIME』は、グローバルな健康を目指す効果的で持続可能なモデルの拡大を支援するパートナーシップを通じて、m2mをサポートできることを誇りに思っています。私たちは、女性と少女たちの健康的な未来を実現するという共通のビジョンのもとで一丸となって活動しています。m2mの詳細については、m2m.orgをご覧ください。

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