11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」にあわせて、グッチはRosso Ancora カラーの〔グッチ シニョリーア〕パンプスの特別先行販売および先行予約の売上の一部を、フィレンツェに設立される女性の権利擁護のための新施設「Casa delle Donne」を支援する資金として寄付することで、人々の意識を高めます。
売上の一部は、フィレンツェのCasa delle Donneの支援のためにLe Curandaie Apsおよび Co-Co協会(Spazio Costanza)と共同で設立された、ATS DoMo(Donne in Movimento per i diritti、女性の権利運動)の一部であり、グッチが資金調達の重要な役割を担っているNosotras Onlusへの寄付に充てられます。
Casa delle Donneは、さまざまな権利擁護団体の協働スペースとして構想され、各団体の専門知識を結集して女性のために有意義な取り組みを生み出していくための拠点となる予定です。
「グッチは、クリエイティビティを影響力のあるアドボカシーと結び付けることで、フィレンツェだけでなくイタリア全土においてポジティブな変化をもたらすというミッションに専心しています。Casa delle Donneへの支援は、平等や女性のエンパワーメントを目指して闘うブランドとしての揺るぎのないコミットメントの延長線にあるものです。その色に深い文化的意義を持つ、サバト・デ・サルノが手がけた初めてのファッションショーで披露されたRosso Ancora カラーの〔グッチ シニョリーア〕パンプスは、現代の女性に影響を及ぼしている最も深刻な問題のひとつに対する意識を高めようという我々の取り組みを体現しています」
イタリアでは、レッドカラーのシューズはフェミサイドや女性に対する暴力との闘いのシンボルとなっており、イタリア国内の多くの広場が、何百足もの赤い靴で埋め尽くされます。これは、抗議の象徴としてこの慢性的な問題に対する意識を高めるための「サイレントマーチ」です。
擁護と具体的なアクションの両面から女性の権利を促進しようというグッチの取り組みは世界規模で実施されており、ジェンダーの平等を訴える声をひとつの強い力として結集するためにグッチが展開しているグローバル キャンペーン、GUCCI CHIMEのミッションを堅持しています。
イタリア各地において、グッチはジェンダーに起因する暴力と闘い、地元団体のネットワークとも緊密に協力しながら女性の被害者に支援の手を差し伸べることを目的としたプログラムを支持するという取り組みを、不退転の決意で継続しています。その栄えあるパートナーには、フィレンツェのAssociazione ArtemisiaおよびBEAWARENOW、ローマのCasa Internazionale delle Donne、ミラノでCascina Ri-Nascitaプロジェクトを行っているSvS Donna Aiuta Donna、そしてナポリのCooperativa Evaが名を連ねています。