若者の声を届けるGeneration Equality Forumを特集した雑誌『CHIME』特別デジタル版
2021年6月30日からパリで開催されるGeneration Equality Forumにあわせて、CHIME FOR CHANGEは若い活動家やフォーラムの主催者たちの声を集めた雑誌『CHIME』の特別デジタル版を発行します。ジェンダーの平等に取り組む活動家や作家、アーティストたちをフィーチャーしてグッチが発行している雑誌『CHIME』のシリーズに、新たにパワフルな号が加わりました。オーガナイザーであり作家のアダム・イーライが編集を、ビジュアルアーティストMP5がアートディレクションを担当。
これまでで最も多様な世代を代表するフォーラムの若きリーダーたちは、手に手を取り合って世界で最も切実な課題を解決するためにインターセクショナル・フェミニズムの視点から権力構造に挑み、緊急行動を推進しています。今回の特別デジタル版で特集したのは、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、コンゴ民主共和国、グアテマラ、ケニア、トルコ、チュニジア、アメリカ、ジンバブエなど世界各国から集まった人の若者たちです。今日の若いフェミニストが直面している問題に世界が注目し、ジェンダーが平等な未来を実現するための革新的で変革的な解決への道を切り拓こうと呼びかけています。
「我々が変革を起こす力を発揮するには、真の意味での力やリーダーシップ、共同所有権が与えられる必要があります」
今号には、若い活動家の#ActForEqualの取り組み方や、ジェンダーの平等のための決定的瞬間に集団の力を結集する方法に焦点を当てたパワフルなエッセイやアートワークが掲載されています。具体的な掲載内容は以下の通りです。
- Juan Pablo PoliによるGeneration Equality Forumの若者の参加について
- Ana Sáenz de Tejadaによるラテンアメリカ各地におけるフェミニスト運動の高まりについて
- ブラジル人アーティストCamila Rosaによるジェンダーの平等に関するフェミニスト的視点を取り入れたアートワーク
- Anika Jane Dorothyによるグローバル・サウス(南の発展途上国)における草の根運動とフェミニスト運動について
- Doreen Moraa MorachaによるHIV/AIDSに感染している少女たちに希望を与え認識を高めることについて
- İlayda Eskitaşçıoğluによるトルコにおける生理の貧困と月経にまつわる偏見との闘いについて
- Racha Haffarによる世界的な人身売買と現代の奴隷制度における不平等と不当行為について
- イラストレーターでアートディレクターでもあるMohammed Iman FayazによるLGBTQ+の視点から見たアートワーク
- Shantel Marekeraによるジンバブエでまん延する近親者間暴力について
- Sylvain Obediによる障がいを持つ人のためのインクルージョンと意思決定について
- Zahra Al Hilalyによる移民や難民の経験と公平な参画について
UN Womenが主催し、メキシコやフランスの政府が若者や市民と協力して共催するGeneration Equality Forumは、ジェンダーの平等を推進し、行動や説明責任を確保するためのさまざまな分野の運動を活性化させて、新型コロナウイルス収束後のアジェンダの中心にジェンダー問題を据えることを目的としています。この雑誌『CHIME』の特別デジタル版は、フェミニスト・ムーブメントとリーダーシップ・アクション・コアリションを支援するための経済的、政策的、計画的、および擁護的アクションに対するグッチの取り組みの一環として発行するものです。グッチのフォーラムへの参加およびフェミニスト・ムーブメントとリーダーシップ・アクション・コアリションの民間部門リーダーとしての役割についての詳細は、こちらをご覧ください。
雑誌『CHIME』特別デジタル版は、こちらのGucci Equilibriumでご覧いただけます:https://equilibrium.gucci.com/generation-equality-chime-special.