GUCCI CHIME

Gucci CHIMEの10年

シャーミーン・オベイド=チノイがディレクションを手がけた力強いメッセージが込められた映像で、10周年を祝います

10年前、グッチはビヨンセ・ノウルズ・カーターとサルマ・ハエック・ピノーとともにCHIME FOR CHANGE、現在のGucci CHIMEを立ち上げ、ジェンダーの平等を目指したグローバルキャンペーンを展開してきました。飽くなき挑戦を続けてきたこの10年を記念して、グッチはジェンダーの平等を目指す過程で達成してきた功績を振り返り、この活動をさらに前進させようというコミットメントを改めて見つめ直した、熱い思いが込められたフィルムシリーズを発表します。

グッチは、アカデミー賞を受賞した映画監督で、長年にわたりCHIMEの諮問委員会のメンバーを務めるシャーミーン・オベイド=チノイと共同で、この節目の年を記念した映像シリーズを製作しました。人の心を惹きつけてやまない合計35本の映像は、ジェンダーの平等を訴える声を集結し、さらに強いものにしていこうというCHIMEのミッションに基づくものです。

生々しく情熱的、かつ感情を揺さぶれる映像の中で、さまざまなアーティストや活動家、オーガナイザー、リーダーたちが平等に関する自らの想いを語っています。希望を感じさせ、変化のきっかけになるような説得力のある彼らの物語を個人的なエピソードを通して紹介するこの映像シリーズは、グッチのソーシャルメディアや公式YouTubeアカウントで視聴可能です。個々の映像は今後Gucci Equilibriumのソーシャルメディアで紹介し、世界中のオーディエンスに向けたメッセージとして発信する予定です。

「このキャンペーンが世界各国でのコミュニケーションを再活性化し、ジェンダーによる差別のない未来を築くために速やかに貢献しなければと考えるきっかけになればと思っています」

シャーミーン・オベイド=チノイ、映画監督

CHIMEへの支援やそのミッションを再燃させるべく、サルマ・ハエック・ピノー、フローレンス・ウェルチ、ジュリア・ロバーツ、ジョン・レジェンドといった、キャンペーン当初からの賛同者である著名人たちが再び集結し、変化を求める声を上げました。グッチの新たな顔であるイドリス・エルバ、ジュリア・ガーナー、ハリー・ベイリー、アーリヤー・バット、セリーナ・ウィリアムズ、ジョディ・ターナー=スミスらも加わり、影響力を持つ彼ら自身が声を寄せています。CHIMEの諮問委員会のメンバーであるターニャ・コンパスやマリアンゲル・ガルシア・ラモス、活動家のアマンダ・グエン、ヴィー・カティヴ、ジャハ・ドゥクレは、次世代の変革者を育てるというグッチのたゆまぬ努力を象徴する人々です。

「これは我々が10年前に歩き始めた道ですが、この先にはまだまだ課題が山積みです。今日我々は、次の10年に向けてさらに進化すること、そして積極的な変化をもたらすことを改めてお約束します」

前グッチ社長兼CEO マルコ・ビッザーリ

CHIMEのキャンペーンは、障がいを持つ女性や少女、先住民の女性や少女、グローバル・サウス(南の発展途上国)の女性や少女、若いフェミニスト、トランスジェンダーやノンバイナリー、難民の女性など、最も弱い立場にある女性や少女を支援する取り組みです。グッチは、フェミニストへの資金調達の原則にのっとり、相互扶助や少女が主導するプロジェクトをはじめとするフェミニストの組織や活動家に資金を提供しています。

また、グッチはCHIMEの10周年を機に、世界各国でジェンダーの平等を推進するNGOや草の根活動を展開する組織に対しても新たな取り組みを開始しています。そのうちのひとつがUN Womenの呼びかけによるGeneration Equality Action Coalition(平等を目指す全世代の行動連合)とのパートナーシップで、グッチはフェミニスト・ムーブメントとリーダーシップに特化したアクション・コアリションの民間部門リーダーとして、5年間活動しています。

CHIMEのパートナーには、African American Policy Forum(AAPF)、Center for Human Rights in Iran(イラン人権センター)、Equality Now、Empowered by Vee、Exist Loudly、Formidable Joy、For the Gworls、Global Fund for Women、Intersectional Environmentalist、Italian organizations Associazione Artemisia、BEAWARENOW、 Casa Internazionale delle Donne、Cooperativa E.V.A.、Fondazione Una Nessuna e Centomila and SvS Donna Aiuta Donna with Cascina Ri-Nascita Project、ケリング・ファウンデーション、Mexicanas con Discapacidad、mothers2mothers、Ms.Foundation for Women、Outright International、Rise、Sad Girls Club、Samburu Girls Foundation、世界各地のさまざまな女性主導の運動を支援するGeneration Equality Action Coalition(平等を目指す全世代の行動連合)をサポートするUN Women、ローカルな支援を行うUN Women ブラジルやUN Women 日本事務所、Women Enabled International、Women for Afghan Women、そしてYoung Feminist Europeなどが名を連ねています。

Gucci CHIMEのこれまでの歩み

2013年、グッチはジェンダーの平等を訴える声を集結し、さらに強いものにしていこうとするGucci CHIMEを起ち上げました。このグローバルキャンペーンは、国や世代を超えて、ジェンダーの平等に向けて行動するコミュニティへの参加を促すことを目指しています。

変革を求める声の高まりを受けて、グッチは2013年6月1日にラグビーの聖地として知られるロンドンのトゥイッケナム・スタジアムにて、THE SOUND OF CHANGE LIVEを主催しました。ビヨンセやフローレンス・ウェルチ、ジョン・レジェンド、ジェニファー・ロペスなどが出演したこの歴史的なコンサートは、世界を魅了しました。世界各国の10億人の視聴者に向けて放送されたこのイベントの収益3,950万ドルは、世界中の少女や女性の支援金として寄付されました。

現在、当キャンペーンで集まった2,150万ドルは世界各地で展開されている約500のプロジェクトの支援に充てられており、63万5千人の女性や少女を直接サポートしています。Equality Now, the Global Fund for Women、Ms.Foundation for Women、mothers2mothers、UN Womenといったパートナー団体、さらにさまざまなフェミニスト組織やムーブメントとの共同プロジェクトであるGucci CHIMEは、有色人種の女性、先住民の女性や少女、若いフェミニスト、障がいを持つ女性や少女、トランスジェンダーやジェンダー・エクスパンシブな女性、昔から社会の隅に追いやられてきた人々などによって主導され、そういった人々のために活動しています。

過去10年にわたってグッチはGucci CHIMEの諮問委員会に、影響力を持つ、力のあるリーダーを招へいしてきました。Gucci CHIME諮問委員会の全メンバーはこちらからご覧いただけます。

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